同期
「同期」
同じ環境に同じタイミングで身を置き始めた人のことを指す言葉だろうか
高校までは同級生と表記していたものが、大学に入る時に同期と名を変える印象を抱く
主な理由は、大学からは交友関係が学内に留まらないケースが増えるからだらうか
無論、学校だけの話ではない
仕事においても、同じ企業やグループに同じタイミングで入社した人を同期と表す
違う企業であったとしても、同世代という意味合いで同期と表すこともある
大企業や、採用活動が盛んな勢いのある企業であればその人数はとても多くなる
一方で中小企業やスタートアップであれば新卒でもその人数が少ないケースが少なくない
僕も新卒で入社して3ヶ月で辞めた会社は中小企業で、同じ会社に同期となる人物は1人もいなかった
先輩に可愛がられる存在になれるようにすればいいやと思っていた
実際、同じ会社に同期がいないことはなんとも思っていなかった
入社してすぐに行われた新人研修
親会社の80人近い同期と、同じ立場になるグループ会社の同期が9人、90人くらいでの研修だった
そこで親睦を深めたグループ同期
会社は辞めたけど貴重なつながりだ
今日はそんなグループ同期の飲み会に参加した
久しぶりに元勤務先の最寄駅で降りて、行ったことない居酒屋に入る
そこには2ヶ月前に1つ屋根の下で研修を受けたり飲み会をしたりした見知った顔があった
普通に受け入れてくれた
むしろよく来たって歓迎された
働く会社は変わっても、新卒1年目の最初の1ヶ月を一緒に過ごした仲だ
生涯、この関係性を作れる人は他にいないんだろうな
新しい会社でも、8月入社なら同期がいるって聞いてるけど、やはり新卒の同期とは毛色が異なるんだろうなとなんとなく思ってる
会社の付き合いと他での交友関係、両方あったほうがいいだろうし、一足早く転職した身としては後々彼らの中の誰かが転職したいと思った時に役に立てるかもしれない
転職先で希望通りに出世できれば彼らよりも大金を稼げる身になることはわかってる
早期離職した自分にも快く接してくれる彼らにとって有益な人間になれるように、今後は得られるものを貪欲に吸収していこう
必ずしもギブアンドテイクの関係性を築く必要はないだろうけど、僕が個人的に勝手に恩を感じてるから最低限それを返せるだけのことはしたい
高給取りになったら彼らを誘って飲みに行きたい
これも中期的な目標として掲げて来月から頑張ろう