転職の市場価値
新卒のときにはほぼ聞かないけど、転職のときにはよく聞く言葉がある
市場価値
その人は会社に対してどれだけの利益を提供できるのか
といったところだろうか
一般に、市場価値は社会でどれだけの経験を積んだか、どんなスキルを身につけているか、そんなモノサシで測ることができる
単位として年収が用いられることが多い
市場価値を上げるには経験を積むことが基本的に必須だけど、早期離職の転職においては経験なんてほぼないようなものだから数値を上げるには難しい
ただ、同時期に会社を辞めた人材であってもある条件によって市場価値は異なる
学歴とか
新卒時に学歴によって書類選考が通過したりしなかったりしたことがあるだろう
経験の浅い転職でも同じことが起こる
転職サイトに登録していても、最終学歴によって表示される企業が違ったり、1つの企業からスカウトが来たり来なかったりする
やはり受験を経験して一般的に優秀とされる学歴を得ることは優良企業に入る上で優遇されるポイントになるようだ
転職のスタンスとして、2種類あるとされている
・私はこういう人材です、どうか入社させてください
・私はこういう人材でこんなスキルがあります、私にいくら払えますか?
下のスタンスで転職を狙えるのが理想かな
心に余裕があるし、転職する側が選ぶ側になれる
一方、上のスタンスにならざるを得ないこともある
この転職の仕方はあまり良いとは言えなさそう
どうしても入りたい企業があって、すぐに転職したいのなら面接対策などに一層力を入れて、悪くない学歴があれば希望はある
ただ、時間的に余裕があるのであれば、経験を積んだ上で下のスタンスの転職をできるようになったほうが明るい未来が見えそう
僕の場合は、運良く悪くないとされる学歴を手に入れることができていて、自分が求めている仕事と企業のニーズがマッチしたから転職がうまくいったんだと思う
運の要素がとてもあった
転職は人生において重要な局面だからこそ、焦らないでしっかり現状を見つめて、必要であれば市場価値を高めてから挑んだ方がいいんだろうなと思う